ネット通販の代金の支払い・シニアにおすすめの方法は?

ネット通販での代金の支払い方法は、ひとつだけではありません。

代金引換払いやクレジットカード払い、コンビニ払い、銀行振込払い、後払いなどがあるので、かえって混乱してしまいますが、できるだけ安全で手軽な方法を選びましょう。

シニアにおすすめの支払い方法

ネット通販で何かを購入した場合、色々な支払い方法がありますが、シニアの方には次の5つの方法がおすすめです。

代金引換払い

略して「代引き」とも言われる「代金引換払い」は、配送業者が商品を届けに来た時に、その場で代金を現金で支払う方法です。

誰でも使える方法であり、商品が無事に手元に届いてから代金を支払うので、確実で安全性も高い方法です。

特にネットショッピングを始めたばかりで、「商品が届くかどうか不安」というシニアの方には、この方法がおすすめです。

ただし、「購入金額により手数料がかかる」「商品が届く時に家にいなければならない」「現金を用意しておかなければならない」といったデメリットもあるので、注意してください。

また、ほとんどの通販ショップは代引きに対応していますが、まれに対応していないショップや商品があるので、注文時によく確認してください。

クレジットカード払い

ネットショッピングに慣れてくると、一番楽なのがこの「クレジットカード払い」です。

あらかじめクレジットカードを作っておく必要がありますが、商品購入時に「クレジットカード払い」を選び、番号を入力するだけで支払い完了になります。

手数料も不要で、カードの種類によっては、購入額に応じたポイントも貯まります。
さらに、一度カードを登録しておけば、次回からは番号の入力も省略できるところが殆どです。

ショップ側からしても、代金の決済が即座に行われるので、すぐに発送準備にとりかかることができます。

ただ1点、注意しなければならないのは、カード情報を含めた個人情報の漏洩です。

ネットショッピングに使用するスマホやパソコンは、ウィルス対策ソフトをインストールしておくなど、セキュリティー対策はしっかりとしておきましょう。

コンビニ払い

近くにコンビニエンスストア(セブンイレブン・ローソン・セイコーマート・ファミリーマート・ミニストップ・サークルK・サンクスなど)がある場合は、「コンビニ払い」が手軽かもしれません。

特にクレジットカードを持っていないシニアの方や、クレジットカードで買い物をするのは不安という方におすすめの支払い方法です。

ネットで商品注文時に「コンビニ払い」を選択すると、決済の受付番号が明記されたメールがショップより届きます。(Web画面上に受付番号が表示される場合もあります。)

その番号をコンビニに備え付けの専用端末(ロッピー、ファミポート、Kステーションなど)に入力します。すると払込票(または申込券)が印刷されて出て来るので、それを持ってレジに行き、商品代金を支払うという流れになります。

その後、ショップ側で入金確認後に商品が発送されます。

専用端末の操作など、慣れないうちは店員さんに声をかけ、やり方を教えてもらうようにしましょう。

また、コンビニ払いは代引き手数料よりは安いものの、「決済手数料」がかかる場合が殆どなので注意してください。

銀行振込払い

ショップ側が指定した銀行口座に、商品代金を振り込んで支払う方法です。

古くから行われている方法なので、慣れている方にとっては手軽で確実な方法と言えます。

「銀行振り込み払い」には、実際に銀行に出向いて窓口かATMを操作して支払う方法と、パソコンやスマホからオンラインで支払う方法とがあります。

オンラインで支払う場合は、自宅にいながら操作ができるので簡単ですが、ログイン情報やパスワードが漏れないよう、セキュリティー対策をしっかりしておく必要があります。

また、銀行振り込みの場合は「振込み手数料」がかかるので注意してください。(同じ銀行同士の場合は、かからないこともあります。)

ショップ側では、入金確認後に発送の手続きを取ります。

後払い

「商品が送られてくるかどうか不安」という方や、「クレジットカードを持っていない」という方におすすめなのが「後払い決済」です。

「後払い決済」は、ネットで商品購入後、商品を受け取ってから郵便局や銀行、コンビニエンスストアなどで代金を支払うという方法です。

請求書(または振込用紙)は、商品と同梱されているか、別送で届きますが、支払期限は多くの場合14日以内となっています。また、商品代金とは別に「後払い手数料」がかかることがあるので、注意してください。

もし、届いた商品が注文品と違っていたり不良品だった場合は、代金を支払う前にショップ側に連絡して交換や返品に対応してもらうことができるので、安心感があります。

近年では、スマホなどから簡単に決済できるサービスが続々と登場していますが、個人情報の漏洩や口座の不正利用なども頻発しているため、昔ながらの「後払い決済」が見直されている傾向があります。

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