ネットショッピングは、実際にやってみるまでは、とても不安なものです。
しかし、自宅に居ながら好きなものを選び、ボタンを押すだけで商品が届くという一連の流れがわかれば、「次は何を買おうかな」などど計画を立てることもでき、とても楽しいものです。
シニア世代のネット通販利用者が増えている
50代、60代のネット通販利用者が増加傾向なのはわかっていましたが、総務省統計局のホームページによると、65歳以上の高齢者世帯のネットショッピング利用率も増えているそうです。
世帯主が65歳以上である二人以上の世帯(高齢者世帯)のネットショッピング利用率は、平成18年は4.9%でしたが、平成28年は14.3%となり、この10年間で2.9倍となっていることがわかります。
高齢者の場合、特に食料や医薬品、健康食品、旅行関連、贈答品、衣類、家電品などの購入が多いようです。
出典:総務省統計局ホームページ
情報化社会の現代、高齢者もスマートフォンやタブレットなどを手にする機会が多くなり、ネットショッピングに対する抵抗感も薄れてきていると言えます。
リスクを知り、対策をすれば、ネットショッピングはこわくない
ネットショッピングには、確かにいくつかのリスクが伴います。
「現物を見ることができない」「詐欺に引っかかる可能性がある」「個人情報が漏れる可能性がある」などが代表的なものですが、このようなリスクに関しては回避する方法もあります。
また、何らかのトラブルに巻き込まれてしまった場合は、全国の都道府県に「ネット通販に関する相談窓口」というものが設置されているので、利用することをおすすめします。
ネット通販に関する相談窓口
ネット通販に関するトラブルに巻き込まれ、どうしたらよいかわからなくなってしまった場合は、消費者センターの相談窓口を利用してみましょう。
消費者センターは、地方公共団体が設置している行政機関です。
消費者ホットライン:局番なしの「188」に電話することにより、自宅最寄りの消費者センターに電話をつないでもらえます。
また、消費者庁のウェブサイトには、さまざまな「インターネット通販トラブル」の事例やネットショッピングをする際の注意点が載っています。
シニアこそ楽しいネット通販ライフを!
50代、60代のうちは、車や自転車で買い物に出かけることができても、70代、80代、90代となると・・・ちょっと不安になります。
ネットショッピングのやり方を覚えておけば、24時間いつでも自宅にいながら商品を探したり、注文したりすることができます。
お米や水、電化製品などの重たいものでも、玄関先まで届けてもらうことができます。また、新鮮な魚介類や野菜、果物などの産直品も簡単に注文することができます。
お世話になった方にお中元やお歳暮を贈りたいという場合でも、ネット上から手続きをすれば、ちゃんと相手方に届きます。
ネット通販を利用して、楽しいシニアライフをおくりましょう。