アマゾン（Amazon）を装った詐欺メールに注意！

ネットショッピングをたくさんするようになると、色々なメールがたくさん届くようになります。

しかし、中には詐欺メールやなりすましメールなども紛れ込んでいることがあるので注意してください。

特に最近では「アマゾン（Amazon）を装った詐欺メール」が急増しています。

アマゾンを装った詐欺メールの特徴

アマゾンを装った詐欺メールは、Amazon公式サイトのように作られた偽サイトへのリンクが貼られている場合が多くなっています。

「アカウント情報の確認」「未納料金の請求」「お支払い情報の更新依頼」などと称して偽サイトに誘導し、Amazonアカウントの情報やクレジットカード番号の情報を入力させるのが目的です。

中には、「あなたのアカウントは停止されました」とか「未納料金を支払わなければ法的手続きに出る」など、受け取った人を脅すようなメールもありますが、慌ててリンクやボタンをクリックしないでください。

また、記載されている電話番号に連絡したり、メールの返信なども絶対にしないでください。

ファイルが添付されていたり、ソフトウェアをインストールするように促すメールもありますが、この場合も決してファイルを開いたり、ソフトウェアのインストールなどをしないでください。

アマゾンを装った詐欺メールの文例として、次のようなものがあります。
（※これが全てではなく、新しいタイプの詐欺メールもあるので、注意してください。）

Amazonから届くEメールは、Amazon公式サイトの「メッセージセンター」に表示されるので、次の手順で確認することができます。

（１）怪しいメールが届いたら、どこもクリックせず、いったん保留にする

（２）次にAmazonの公式サイトにログインする

（３）画面右上の[アカウント＆リスト]→[アカウントサービス]をクリック

（４）アカウントサービス画面で「Eメールとメッセージ」→「メッセージセンター」をクリック

（５）[アカウントサービス＞メッセージセンター]画面で、届いたメールと同じメッセージがあるかどうかを確認

※ここで同じメールがなければ、「詐欺メール」と判断できるので、保留しておいた怪しいメールは削除しましょう。

メールの中のリンクやボタンをクリックしてしまっても、それだけでは特に問題がないことが殆どです。

アマゾンを装った詐欺メールは、クリックした先のページで個人情報を入力させるのが目的だからです。

ただし、クリック先のページを開いてしまったり、添付ファイルを開いてしまった場合は、ウィルスやマルウェア（悪意のあるソフトウェア）などが仕込まれている場合もあるので、念のためウィルス対策ソフトなどでフルスキャンしておきましょう。

詐欺メールであることに気付かず、氏名や住所、電話番号、パスワード、アカウントID、クレジットカード番号などの個人情報を入力してしまった場合は、すぐに対策を取る必要があります。

アマゾンのID・パスワードが改ざんされてログインできなくなったり、クレジットカードの不正利用や銀行口座からの不正引き出しなどで悪用される可能性があるからです。

まずは、アマゾンの公式サイトで「AmazonID」と「パスワード」を変更してください。
同じID・パスワードを使っている他のサービスがあれば、全てのID・パスワードも変更してください。

次にクレジットカード会社に連絡して一時利用停止を依頼し、新しいカードを発行してもらうようにしてください。
※クレジットカードを新しくした場合は、アマゾンのアカウントに登録されているカード情報の更新も忘れずに行ってください。

また、パソコンの場合は念のためウィルス対策ソフトなどでハードウェアを検査しておきましょう。